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となりの関くん 森繁拓真

なんとなく買ってみた漫画が予想以上に面白かったので紹介するよ!
森繁拓真『となりの関くん』です。

このタイトルをみたとき、かの有名な絵本『となりのせきのますだくん』を思い出しました。
ご存じの方も多いかと思います。暴れん坊の「ますだくん」が隣の席の「みほちゃん」にちょっかいをかけるアレです。
この漫画も席がおとなりの男子と女子を描いたものですが……中身はだいぶ違いました。

とある学校のとあるクラス。最後列、窓際の席に座る関くんは、授業中に「内職」という名の一人遊びに興じている。クラス内郵便や、机の穴ゴルフといった誰しもが遊んだ事がある遊びから、将棋や囲碁、チェス、ドミノ倒し、棒倒しなど授業中の一人遊びを超越した行為、さらには机の研磨といった遊びとは呼べないようなことまでこそこそと行う。

そしてその関くんの隣に座る女子生徒、横井るみは関くんの奇怪な行動が気になって仕方がないのであった。この作品は、授業中に小さな机の上で繰り広げられる無限の可能性を追求したドラマである。(wikipwdiaより引用)



……あらすじは限りなく地味です。登場人物はほぼふたりきりだし、舞台もほとんど教室の後ろっ側、そうでなくても学校の中(一巻時点)。
それでも、自分の世界に浸って高次元な一人遊びを続けようとする関くんと、素朴なツッコミや妨害をしつつなんだかんだで関くんの作る世界に魅了されてしまう横井さんのコンビネーションが抜群なので、なかなか飽きさせない造りになっております。
というかこの漫画は主人公横井さんの魅力でもっているといっても過言ではないでしょう。
関くんは一人で遊んでいるだけなのに、勝手にかわいく翻弄されて自滅してしまう残念さがステキ。

続きが気になる漫画です。気になる方は買ってみてー。

となりの関くん? (MFコミックス フラッパーシリーズ)となりの関くん? (MFコミックス フラッパーシリーズ)
(2011/04/23)
森繁拓真

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ヴォイニッチホテル 道満晴明

今回は道満晴明『ヴォイニッチホテル』をご紹介します。

舞台は太平洋の南西に浮かぶ、スペインから独立した島国「ブレフスキュ島」の小さなホテル。
そこにふらりと立ち寄った日本人の自称観光客クズキと、ルームメイドで隻眼のエレナと全身ツギハギのベルナ、
その他殺し屋にレスラーに麻薬密売人など濃すぎるホテルの住人が織り成す群像劇です。

序盤は『空をつんざく被爆者の悲鳴! 変身! モタズ ツクラズ モチコマズ 爆裂魔法少女メルティ 慰問!』
に代表される氏の持ち味「ギリギリ(アウト?)すぎるニッチネタ」が乱舞する、ドタバタギャグのテイストが濃くなっています。
しかし話が進むにつれ序盤の随所に血なまぐさい島の歴史とエレナとベルナ、あるいはクズキの過去に関する伏線が張られていたことが判明して、
そこで氏のもうひとつの持ち味「寓話的表現(マジックリアリズムと言うと近いかも)」が姿を見せ始めます。

以降はもう氏の本領発揮。『ヴォイニッチホテル』はドタバタと深いストーリー性が入り混じるものすごい質量の漫画に。


前述のとおり、伏線を活かした構成の美しさが光る漫画です。
作品のタイプはぜんぜん違うけど、『よつばと!』の伏線(?)が好きな人は楽しめるかも。
とにかく、僕が読んだ漫画の中でもベスト級な作品です。ぜひご一読を。
(軽いエログロを含み、話の筋がけっこうダークなのでそれが苦手な人はアレだけど。・・・でもそれをおしてでも読む価値はあるよ!)

アオハル(週刊ヤングジャンプ増刊)

おひさしぶりです。
だいぶ更新間隔があいたのは、忙しかったからではなく記事を書くのが面倒だったからでした。ごめんなさい。

今日は週刊ヤングジャンプ増刊『アオハル』をご紹介いたします。
掲載された30作がすべて読み切り青春モノ、そして執筆陣がかなり濃いということで話題になったあの雑誌です。
http://aoharu-yj.net/
見ての通りほとんどの方がヤンジャンと無関係。
『コミックLO』のうさくん先生から『ホラーM』のうぐいす祥子先生まで掲載誌、作風ともに色とりどりです。

内容は……掲載陣の濃さに違わず超カオス。
まず初っ端(金田一蓮十郎『あるみちゃんの学習帳』)が美少女ロボを改造して春を売らせる話です。雑誌名『ウリハル』、全編読み切り売春モノなのかと思いましたよ。
他の漫画も青春モノなのに主人公が老人や幼女だったりしてます。
とにかくどの掲載作もばらばらで、でもきちんと青春してて、飽きずに一気に読み切れる雑誌になっております。

イシデ電『九段下ドラゴンズ』武富智『SUPER HEROINE』御徒町鳩『きみウケることなかれ』が僕のお気に入りでした。
どんな漫画かって……? 『アオハル』買って読みゃ分かる! 損はせん! (書くのが面倒だっただけ)

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Steins;Gate PC版 Nitro+

大傑作と巷で話題の想定科学ADVをプレイしてみました。

岡部倫太郎――通称オカリン――は、いまだ厨二病から抜け出せない大学生。
自称『狂気のマッドサイエンティスト・鳳凰院凶真』を名乗っている。

『未来ガジェット研究所』という、メンバーわずか3人だけの発明サークルを秋葉原に構え、
ヘンテコな発明をする日々を送っていた。

そんな彼らが新たに発明した未来ガジェット8号機『電話レンジ(仮)』には、
偶然にもオカリンたちが意図しなかった驚くべき機能が隠されていた。
なんと過去へと電子メールを送れるというもので、すなわちこれはタイムマシンだったのだ。

タイムマシンについて調べていくうちに、『SERN』という欧州の研究機関が、
ミニブラックホール生成実験に関連してタイムマシンを作ろうとしているという情報を得る。

そんなある日オカリンは、アメリカの学術雑誌に論文が載ったという若干18歳の天才少女、
牧瀬紅莉栖と出会う。

だがオカリンは、その牧瀬紅莉栖が数時間前に殺害されているのを目撃していた。
いったいなぜ、牧瀬紅莉栖は生きているのだろう――。

SERN、ジョン・タイター、幻のレトロPC『IBN5100』、タイムマシン、バタフライ効果、タイムトラベルにおける11の理論――。

いくつもの要因が偶然に重なり合ったとき、秋葉原に本拠を置くサークルのメンバーたちに、
世界規模の“未来への選択”が委ねられた。(公式サイトより)



個人的に大好物なSFモノ。
方々で言われている通り、とにかくストーリー構成が巧みです。
中二病患者オカリンが大暴れするコメディタッチな前半ではそれほど重要でなかった小さな伏線が、
物語が進み、展開がシリアスになるにつれ大きな謎・障害として立ち上ってくるという展開は、
物語の初めにオカリンが語る「バタフライ効果(知らないのなら調べるのだ。 それぐらいの慎重さが求められているということを理解しろ。)」を体現していて、感服させられました。
エンディングでは全ての伏線を美しく回収し、感動の大団円を創り上げています。
このボリュームでここまで完璧にストーリーを構築できたのは、見事の一言。
何度も時間をさかのぼりトライ&エラーを繰り返して、『シュタインズ・ゲート』にたどり着いた時の感動は筆舌に尽くしがたいです。実際にやってみるしかない!(笑)

他に注目すべき点は各キャラクターの濃さw
口癖が「これが、運命石の扉(シュタインズ・ゲート)の選択だ……」「エル・プサイ・コングルゥ」(どちらともかっこいいだけで特に意味はない)のオカリンをはじめ、
ただのツンデレだと思ったら実は◯ちゃんねらーで発言の端々にネット用語が出てくる牧瀬紅莉栖とか、
ただの無乳美少女だと思ったら男だった漆原るかとか。秋葉原にまともな人物はおらんのか。

Steins;Gateはストーリー・舞台設定ともにパーフェクトな紛れもない大傑作ですが、
・主人公の厨二ノリ、オタッキーなネタ
・個別End、特にまゆり・紅莉栖EndがTrueありきで作られているため、相対的に弱い
・ニトロプラスの最近の作品にありがちなエフェクトの重さ
・ゲルマユのグロさ
ここらへんが気になる人は作品を純粋に楽しむことは出来ないかもしれません。

もいちど言いますが大傑作です。このレベルのゲームが世に出ることは二度とあるのか、そういうレベルです。
とにかくぜひプレイして、『シュタインズ・ゲート』を目指してみてください。


ちょっとべた褒めしすぎたかな……

ドリフターズ 平野耕太

西暦1600 年の日本、関ヶ原の戦いの最中、敗走する島津軍の殿軍を務めた島津豊久は、追撃に来た敵将井伊直政に手傷を負わせるも、首を取れずに逃げられてしまう。死に花を咲かせられずに、重傷を負って失意のままに山中を放浪していた豊久は突如異界へ流れ着く。 (wikipediaより)


今回ご紹介するのは平野耕太『ドリフターズ』。歴史ファンタジーバトル漫画です。

『異界』には原住民の他に、史実の島津豊久のように行方知れずのまま歴史上から消え去った者たち『漂流者(ドリフターズ)』と、
志半ば、激しい負の感情を抱きながら歴史上から消え去った者たち『廃棄物(エンズ)』が現界から流れついています。
(『漂流物』は、本能寺の変で死んだとされるが死体は見つかっていない織田信長や、作戦途中で行方不明になった旧日本軍のエースパイロット菅野直などなど。
『廃棄物』はご存知ジャンヌ・ダルクや土方歳三。)

『漂流物』を異界に呼び寄せた『紫(むらさき)』と『廃棄物』を異界に呼び寄せた『EASY』には何やら因縁があるらしく、
二人は『漂流物』と『廃棄物』を使い異界で戦争をおっぱじめます。
wikipediaのあらすじに付け加えるとしたらこんな感じでしょうか。
古今東西、歴史に名を残す者たちの大バトル。ワクワクしません?

ストーリーもいんたれすてぃんぐなのですが、この作品の魅力というのはやはり前作『HELLSING』でも高い評価を受けた個性抜群の画風、セリフ回しでしょう。
豊久の九州訛りが混じったセリフがたまらなくかっこいいです。命捨てがまるは、今ぞ!

あと男キャラのかわいさ。『HELLSING』では僕が特にかわいいと思ったキャラ3人が全員男だったという惨状でした。
今作でも豊久と行動を共にする弓兵那須与一が男なのにかわいいです。卑怯だと思います。与一の褌なら出汁にして食えるかもしれません。

当ブログ史上最低の発言をしてしまい、自分の良識に絶望したので志半ばで記事終わります。

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